MARTIN HAYES & DENNIS CAHILL - LIVE IN SEATTLE



●英フォークルーツ誌99年度ベストアルバム第7位
(アイリッシュ系ではアフロ・ケルト・サウンドシステムを押さえ最上位)
●アイルランドナショナルエンタテイメントアワード受賞
●アイルランド/HOT PRESS誌99年度ベストトラディショナルアクト
●BBCラジオ2 ベストインストルメンタリスト
(トラッド系でははじめての快挙!普通はジャズ、クラシック系の人がとることが多いらしい)

現在の二人が最もわかる驚異のパフォーマンスをおさめたライヴ盤。ものすごい数のライブをこなす二人。その数たるや、おそらくアルタン、ルナサにつぐ年間最多をキープしていると思われるが、つまりはそのくらいライブの評価が高い。27分にも及ぶトラック2はとにかく圧巻! まずは聴くべし。

フィドルが演奏するアイリッシュ・ダンス・チューンというと、明るく外向的な音楽を誰もが想像するだろう。たとえばチーフタンズ、アルタン、あるいはもっと過激にクールフィン、ルナサ・・その楽しさは一度ライヴで体験すれば容易に忘れられるものではない。ところが本作でのマーティン・ヘイズのフィドルは、かなり趣きが違う。むしろ演奏者と内省を分かち合うのを促しているかのように、穏やかな印象を与える曲が少なくないのだ。なのに、聴き手の心の中では“あの熱気”がじわじわと吹きあがり、やがて理性を振り切るかたちで足が勝手に動きだす。(茂木 健)

1. Martin Rochford's / Green Gowned Lass 
2. Port na bPucai / Kilnamona Barndance / Ship in Full Sail / Jer the Rigger /The Old Blackthorn / Exile of Erin / Humours of Tulla / Fitzgerald's Hornpipe / Rakish Paddy / Finbarr Dwyer's Reel No. 1 / P Joe's Pecurious Pachelbel Special 
3. Carraroe / Out on the Ocean 
4. Mary McMahon of Balinhitch / Miss Lyon's 
5. Dowd's No. 9 / Come West Along the Road

アメリカ盤/解説なし
¥2,000(税抜)

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